岡山県岡山市北区中山下にある岡山ビューホテルのオンラインショップです。

1984年に開業して長年多くのお客様にご愛顧いただいております。

岡山駅と日本三大庭園である後楽園とのちょうど中間地点に位置しており、ビジネスやレジャーのお客様にご利用いただいております。1年に1フロアずつの改装を進め、「靴を脱ぐ、床に座る、集う」という独自のコンセプトのお部屋をご提案しています。

当ホテルには布団敷きの部屋があり、添い寝をしても赤ちゃんがベッドから落ちる心配のないことや、1階に駐車場があるため公共交通機関が利用しづらい小さなお子様連れのお客様には利便性も良いため、週末などは小さなお子様連れのファミリーのお客様が多いです。そんな多くの家族と接するにつれ、子ども連れの親の大変さを理解していましたが、コロナ禍でさらに事態は深刻となり、子育て家庭の応援団となりたいと2020年3月から「こども食堂」をはじめました。

＊「こども食堂」とは、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂のこと（NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえによる）。

給食がない長期休みの時期に、親が忙しくて一人でご飯を食べることが多い子どもたちのために、普段食べることのないプロのシェフの料理を提供することで、子どもにとって「美味しい」ということはもちろん、忘れ難い心を豊かにする思い出にもなるだろうと思っています。

もう一つ企画したことは、「ひとり親家庭のための食事会」です。近くのNPO法人と協働し2022年2月に実現しました。10組20名の予定で希望者を募集したところ、大変人気で募集人数を大きく上回り抽選となりました。そんな中運良く当選して来場した方の中には、普段経験できないことができたと嬉しくて涙を流した方もおられました。当日はプロ写真家に来てもらい、記念写真をプレゼント。このイベントも、親子の大切な思い出になったに違いないと感じています。

　このような活動を持続可能にしていくため、スタッフと共にホテルオリジナルのエシカル商品を開発しています。「つくる人もつかう人も地球にも環境にも社会にも優しい商品」というコンセプト。この商品の売上の一部をこども食堂や子育て支援の原資とさせていただいています。そして、今までのイベントの開催もそうであったように、このエシカル商品の開発でも、地元企業やNPO団体、就労支援施設などと協働することにより、「パートナーシップ」を実現しています。これらの商品を「OMOIYARI LAB（思いやりラボ）」と名付けて本サイトで販売させていただいています。

　また、地元のベトナム人留学生の「ベトナムと日本の架け橋になりたい」という思いも形にしました。社会的にまだまだ就職が難しい彼らのために、積極的に社会や企業活動に参画する機会を作ってあげたい、という思いが後押ししました。館内レストラン「和洋旬彩だいにんぐ五感」で留学生たちが自国の文化であるベトナム料理やアイスクリームを作り地元の経営者などを招いて振舞うイベントを企画、開催しました。

このように、子ども食堂や様々なイベントを開催し、今後もさらに、いろんな人が繋がりを持ってみんなが活躍できる場が提供できたらいいと思っています。

以前は害獣として捕獲された鹿や猪は処分され捨てられていましたが、ジビエ料理の材料として使うようになりました。2020年2月にジビエイベントを開催したのをきっかけに、ジビエ料理の専門家と共にメニューの共同開発を進めレストランで提供したり、ジビエ料理を通じて食育、命の大切さを伝えたりする活動も始めました。岡山ジビエの美味しさを伝えると同時に持続可能な消費生産形態を確保することに寄与しています。

　当ホテルのパーパス（存在目的）は、“世界をつなぎ、誰でも活躍できる岡山とするために”です。そのため、外からもいろいろな人が来て、地域の人も活躍できる場にこのホテルがなっていくこと、そして誰もが自分の中のものをアウトプットして、生きがいを感じることができる。そんな場になっていくと嬉しいです。商品を買っていただくことで、少しでも多くの人が活躍できる思いやりの輪を広げていきましょう。

岡山ビューホテル

〒700-0821　岡山県岡山市北区中山下（なかさんげ）1-11-17

電話番号086-224-2000